GoodPlus(グッドプラス)株式会社は、2021年設立の東京のファクタリング会社です。手数料の幅を「5〜15%」と上限まで公式サイトに載せていること、完全オンラインで最短90分、個人事業主も対象、債権譲渡登記を「望まなければ行わない」としていることが特徴です。
このページでは、2026年9月に公式サイトで確認した条件をもとに、手数料・速さ・対象・注意点と、前回確認時から変わった点をまとめています。
GoodPlusはどんな会社か
- 社名:GoodPlus(グッドプラス)株式会社
- 代表取締役:寺島 翔太
- 設立:2021年12月
- 所在地:東京都新宿区高田馬場1-29-20 6F(2026年8月17日に移転)、埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-3 7F
- 事業内容:ファクタリング事業、コンサルティング事業、各種在庫買取サービス事業
- 受付時間:電話 平日8:30〜20:00(0120-010-377)。公式の比較表には「土日・祝日の対応可能」とあるが、休日の受付方法と時間の記載はない
公式サイトには顧問弁護士名、商工会議所の会員番号、古物商許可番号が載っています。FAQでは「当社は貸金業者ではなく、金銭消費貸借契約・売掛債権担保契約・手形割引等の貸金業務は一切行っていない」と明記しています。
手数料と計算例
公式サイトの表記は「手数料5%から」「5〜15%」で、上限まで書かれています。ファクタリングのページには「事務手数料、交通費一切不要 売掛債権売買手数料のみ」とあります。
ただし、利用規約には振込手数料を利用者が負担すると書かれています。買取代金が振り込まれるときの振込手数料は「350円又は実費のいずれか高い金額」で利用者負担、売掛先から受け取った金額をGoodPlusへ送金するときの振込手数料も利用者負担です。口座の登録を誤ったときの組戻し手数料なども利用者が負担します。「手数料以外はかからない」と読まずに、口座に入る金額で確認してください。
公式サイトに載っている計算例をそのまま示します。
| 項目 | 金額(公式サイトの例) |
|---|---|
| 売掛金(来月末入金予定) | 300万円 |
| GoodPlusの買取対象 | 280万円 |
| 振込額(2社間・手数料5%の場合) | 266万円 |
| 来月末に売掛先から入金後、GoodPlusへ送金する額 | 280万円 |
| 買取対象外で手元に残る額 | 20万円 |
この例では、額面300万円のうち280万円が買取対象(額面の約93%)で、そこから5%の14万円が手数料として引かれています。買取対象にならない部分(掛目の外)は、売掛先からの入金後にそのまま手元に残ります。「取引状況により手数料は変わる」と注記があるので、実際の率は見積もりで確認してください。
なお、公式の計算例では振込額を266万円としていますが、利用規約では買取代金の振込手数料を利用者負担と定めています。実際に口座へ入る金額は、見積もり・契約時に確認してください。
入金までの速さ
「申込から最短90分で資金化」「最短即日で入金」と公式サイトにあります。流れは、①電話・メール・LINEで申込 → ②必要書類の提出と審査 → ③契約・入金、の3段階です。公式サイトの比較表には「土日・祝日の対応可能」とありますが、電話の受付時間は「平日8:30〜20:00」と書かれているので、土日祝の申込は受付方法と時間を事前に確認したほうがよいでしょう。
対象・契約方式・登記
- 対象:法人・個人事業主。「個人事業主NGの会社が多いが、GoodPlusでは対応している」とFAQに記載。設立日に関係なく、売掛金が発生していれば利用可
- 買い取れない債権:支払遅延中の債権、回収不能な債権、虚偽の債権。売掛先が個人(屋号)経営の場合はFAQで対象外とされているが、利用規約では売掛先の条件を「内国法人若しくは日本に支店のある外国法人又は個人事業者」としていて、記載が一致していない(後述)
- 契約方式:2社間(売掛先への通知を留保)。3社間については公式ページに明記がありません
- オンライン:申込から入金まで完全オンライン、スマホだけで手続き可。全国対応
- 債権譲渡登記:「お客様が登記を望まないのであれば、登記は行わない」(FAQ)
- 担保・保証人:不要
- 償還請求権:なし。トップページに「Non-recourse ノンリコース 万が一売掛先企業が倒産した場合、お客様に返済義務はありません」と記載
- 赤字決算・債務超過・税金や社会保険料の滞納があっても相談可。FAQでは項目ごとに答えが分かれていて、消費税の滞納は「滞納状況にもよりますのでまずはご連絡ください」、社会保険料の滞納は「分納中であれば可能」と書かれています
買取額の上限は、本体のファクタリングページにも利用規約にも書かれていません。一方、利用規約には、利用者が表明・保証する事項として「本サービス対象債権は、1万円以上の円建ての金銭債権であること」という条件があります。これは買い取る債権の条件で、「最低買取額が1万円」と書かれているわけではないので、少額で使いたい場合は申込前に確認してください。
公式サイトには「500万円の売掛を初回で買い取ってもらえた」という記述もありますが、これは同社が掲載している利用者事例で、買取額の条件ではありません。
必要書類
ファクタリングのページには「必要書類のご提出」とあるだけで、書類の一覧はありません。利用規約には次の2つが書かれています。
- 申込時:請求書その他、債権の存在を示す書面やデータを登録する
- 買取実行時:写真付きの公的身分証を提出する
2024年の記事では「通帳と請求書の2点」と書いていましたが、現在の本体ファクタリングページ・利用規約では、通帳を必須書類とする記載は確認できません。実際に何を求められるかは申込時に確認してください。
利用規約に書かれていて、公式ページにない条件
ファクタリングのページと利用規約で、内容がそろっていない箇所があります。申し込む前に見ておいたほうがよい点です。
売掛先が個人事業者の場合の扱いが一致していない
FAQは「売掛先が個人(屋号)経営の場合は対象になりません」としています。一方、利用規約は利用者が表明・保証する事項として「売掛先等は、内国法人若しくは日本に支店のある外国法人又は個人事業者であること」と書いていて、売掛先が個人事業者でも条件を満たすように読めます。どちらが適用されるのかは公式サイトからは判断できないので、売掛先が個人事業主の場合は申込前に確認してください。
2社間でも売掛先へ通知される場合がある
FAQには「二者間契約だと売掛先に知られることはありません。売掛先に対して通知を留保することで売掛先に知られずにお取引が出来ます」とあります。ただし利用規約では、利用者があらかじめ通知の権限をGoodPlusに与えることになっていて、次のいずれかが起きた場合に、GoodPlusが利用者に代わって売掛先へ債権譲渡の事実を通知し、支払を請求できるとされています。
- 買取対象債権について、支払が遅延した、または支払を拒絶された場合
- 表明・保証した内容が真実かつ正確でないと判明した場合、またはそのおそれがある場合
- 利用者または売掛先に、規約や原契約の違反があった場合、またはそのおそれがある場合
- GoodPlusが利用者のサービス利用を停止した場合
- その他、GoodPlusが債権の管理・回収に必要と判断した場合
さらに、同じ利用者から複数の債権を買い取っている場合、そのうち1つにこれらの事由が生じたときは、買い取ったすべての債権について各売掛先に通知できるとされています。2社間を選ぶ理由が「売掛先に知られたくない」ことなら、この条項は読んでおいたほうがよいでしょう。
ノンリコースと、利用者側の違反は別の話
売掛先が倒産した場合に返済義務がないことは、トップページに明記されています。これとは別に、利用規約の第7条(額面金額支払義務)には、表明・保証した内容が真実でなかった場合や遵守事項に違反した場合、買取対象債権の額面金額に相当する額を直ちに支払うと定められています。第8条には損害賠償義務の定めもあります。売掛先が払えなかったときの話と、利用者側に違反があったときの話は別に扱われています。
前回確認時から変わった点
前回確認:2024年の当サイト旧記事(確認日の記載なし)/今回確認:2026年9月22日
掲載しているのは、申し込むかどうかの判断に影響する差分だけです。
- 手数料:2024年記事では「5%〜、上限の記載なし」→ 現在は「5〜15%」と上限が公式サイトに載っている
- 「お客様満足度93.3%」という数字は、現在の公式サイトでは確認できない(「高いお客様満足度」の表記のみ)
- 必要書類「通帳と請求書の2点」は、現在の本体ファクタリングページ・利用規約では確認できない。利用規約には請求書等の登録と、買取実行時の写真付き公的身分証の提出が書かれている
- 所在地:高田馬場の事務所に移転(2026年8月)。大宮の拠点も併記
- 「他社より1%でも安く」の表記は現在の公式サイトにある(「他社様の手数料から1%でもお安く」)
向いている人・向かない人
向いているのは、個人事業主や設立間もない会社で、2社間・オンラインで早く現金化したい人、登記なしで進めたい人、手数料の上限を事前に知っておきたい人です。
事前の確認が必要なのは、売掛先が個人事業者の場合です。FAQでは対象外とされていますが、利用規約では売掛先等に個人事業者を含む記載があり、公式サイト内で条件が一致していません。
また、3社間での契約を希望する人や、大口で買取上限を事前に把握しておきたい人は、いずれも公式サイトに案内がないため、申し込む前に確認してください。
申し込む前に確認すること
- 公式サイトで最新の条件を見る(このページの内容は2026年9月22日時点)
- 見積書で買取対象額(掛目)・手数料率・振込額の3つを確認する。事務手数料・交通費は不要とされていますが、利用規約では振込手数料が利用者負担とされているため、最終的に口座へ入る金額まで確認する
- 売掛先からの入金後にGoodPlusへ送金する期限と、遅れた場合の扱いを契約書で確認する(送金時の振込手数料も利用者負担です)
- 売掛先が個人事業主の場合は、買い取ってもらえるかを先に確認する(FAQと利用規約で記載が一致していません)
- 土日祝に申し込む場合は、受付方法と対応時間を事前に確認する
- 1社だけで決めず、同じ請求書で2〜3社に見積もりを出して比べる